読売書法展への作品制作②

最初に買った紙が無くなるころ、先生に

「この紙あなたに合ってないんじゃない?」
「もうちょっと良い紙使ったら?」

と言われて、
「やっぱりそうですよね」となって、書道用品店に。

でも1反50枚を買うと普通に1万円ぐらいするので、
何を買うかは慎重に決めます。

試し書きもさせてもらい、それでも決められないので
半切サイズ(作品より小さいサイズ)の紙で
10枚だけ入ったものを購入。

家で自分の墨と筆で書いてみて、これだと決定。
オンラインサイトで同じ紙の種類で
2尺6尺(60cm✖️181cm)のものを1反購入。

かな作品なのできるだけ滲まないものを選びました。

紫陽花
紫陽花がいい季節でした。

しかし届いたものは店舗で買った試し書き用の紙(同種)
と全くといっていいほど、書き味が違うものでした。

墨が入らない加工がしてあるはずなのに、「にじみまくります」。

手漉きてす」の紙なので個体差があるのかと思いましたが、

紙の束のどこをとっても「にじみまくります」。

ちょっとこれは返品案件だと思い、店舗に持って行きました。

詳しい店員さんも確かめてくださり「これはあかんやつや」となり

交換していただきました。

IKEAの袋がリュックにもなるので、大きな紙を運ぶにはとても重宝しました。

布団を入れて背負って自転車でコインランドリーも行けちゃいます。

<次回 読売書法展への作品制作③>

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